山岳部のトンネル工事

リニア中央新幹線の山岳部においては、一般的なトンネル工事と同じく「NATM(ナトム:New Austrian Tunneling Method)」が採用されています。掘削した箇所の表面を吹付けコンクリートで固め、さらに、トンネル周囲の岩盤をボルトとコンクリートで固定し、地山(じやま)と一体化させることで、地山が本来持っている支える力を利用して掘削していく工法です。地山の状況に応じて施工ができ、地質の変化や障害物などに対応しやすいという特長があります。

動画で解説

NATMについて動画で解説します。

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