JR東海には様々な職場・職種で働く多くの社員がいます。
私たちは東海道新幹線や在来線の運行、中央新幹線の建設に従事する社員の健康の維持向上を通して
「安全・安定輸送」を支え、皆さまの生活に貢献しています。
新着情報
2024年6月26日 センター紹介、主な業務内容、採用情報更新
所長挨拶
鉄道における健康管理の意義は、社員の健やかな活躍を支援することと、健康に起因した事故を防ぐ等鉄道の安全確保に貢献することが二本柱と考えられます。
JR東海には、旧国鉄から引き継いだ唯一の鉄道病院である旧JR東海総合病院(現名古屋セントラル病院)の保健管理部と、旧静岡鉄道病院の廃止によって設置された静岡鉄道健診センターが、社内健康管理担当部署として存在していましたが、2004年7月の組織改正により、それぞれ健康管理センター(名古屋)と静岡健康管理センターに改称され、鉄道病院や鉄道事業本部とは独立した新しい産業保健担当業務機関となりました。当時は、睡眠時無呼吸症候群が社会的にも注目され、鉄道における健康管理の重要性が再認識された時期でしたが、その後も、職域でのメンタルヘルスケアがこれまで以上に強く求められ、生活習慣病対策としての特定保健指導が制度化される等、積極的健康支援の必要性が年々高まっていました。これらを背景に、社員から、より身近で頼れる存在となることを目指して、これまでの名古屋と静岡に加えて、東京と新大阪にも活動拠点を設置することとなり、2010年11月、それぞれの拠点を名古屋健康管理室、静岡健康管理室、東京健康管理室、新大阪健康管理室に再編し、全体を一つの「健康管理センター」とする新しい体制がスタートして現在に至ります。
所属スタッフは、産業医(医師)、看護職(保健師、看護師)、心理職(臨床心理士)、事務(総務担当、企画担当)の4職種、計約60人の体制で、それぞれの役割や専門性を活かし、連携しながら活動しています。また、当社全エリア内に分散する各系統すべての職場に対して、社員である産業医と保健師を担当指定する等、健診や職場巡視等の機会を通じて、すべての社員と年1回以上、顔を見て声を聴く機会を確保しています。
法令に基づく健診の実施や事後措置、鉄道運転従事者のための医学適性検査の実施と判定のほか、特定健診・特定保健指導や禁煙指導を含めた生活習慣病対策、ストレスチェックや復職支援等のメンタルヘルス不調者対策、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング等の睡眠障害対策、インフルエンザ予防指導等の感染症対策、それらをまとめる健康管理システムの構築や管理など、諸施策についてはセンター内に各職種からなるプロジェクトチームを設置して計画的に活動しています。
私たち健康管理センターは、JR東海の産業保健専門部署として、全社員の生の声を聴きながら仕事ができることを強みに、安全・安定輸送に健康管理的側面から貢献してまいります。
沿革
設立趣旨
JR東海健康管理センターは、本社附属機関として、鉄道の「安全安定輸送」を支える社員の健康保持・増進や快適な職場環境の形成を目的として設立されました。健康管理センターは、生活習慣病対策、メンタルヘルス対策、睡眠管理等多方面から社員を支援することを通して、お客様に安心して鉄道をご利用いただけるように努めています。また、運転従事員の養成に必要な医学適性検査も実施しています。
主な沿革
平成16(2004)年 7月 |
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平成20(2008)年 5月 10月 |
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平成22(2010)年 11月 |
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平成24(2012)年 4月 9月 |
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平成25(2013)年 4月 12月 |
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平成26(2014)年 4月 7月 |
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平成30(2018)年 3月 |
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令和1(2019)年 9月 10月 |
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令和3(2021)年 2月 |
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令和4(2022)年 5月 |
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令和5(2023)年 10月 |
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