鉄道駅バリアフリー料金制度を活用したバリアフリー設備の整備

鉄道駅バリアフリー料金制度について

2021年12月に国により創設された、都市部において利用者の薄く広い負担も得てバリアフリー化を進める制度(鉄道駅バリアフリー料金制度)を活用し、当社においてもバリアフリー設備の整備を推進してまいります。対象となる区間をご利用の場合、運賃に鉄道駅バリアフリー料金をあわせて収受します。収受したバリアフリー料金は、バリアフリー設備の整備等の費用に充当します。

対象となるエリアについて

当社において、鉄道駅バリアフリー料金の収受対象となるエリアは以下のとおりです。
なお、東京エリアについては2023年3月18日、関西エリアについては2023年4月1日、名古屋エリアについては2024年4月1日購入分から収受対象としています。

【東海道新幹線】
東京~品川間※、豊橋~岐阜羽島間、京都~新大阪間の各駅相互間

  • 新幹線定期券「FREX(通勤用)」のみ、東京・品川~新横浜間も対象となります。

【在来線】
[東海道本線]豊橋~大垣間、[中央本線]名古屋~多治見間、[関西本線]名古屋~四日市間、[武豊線]大府~武豊間の各駅相互間

  • 対象区間のみを経由し、かつ対象となる区間内の駅を発・着となる乗車の場合のみが収受対象になります。

鉄道駅バリアフリー料金・対象となる券種について

収受対象区間においては、下表の鉄道駅バリアフリー料金をあわせた金額を運賃として収受します。
対象となる乗車券は、普通乗車券・通勤定期券・新幹線定期券「FREX(通勤用)」です。
通学定期券・新幹線定期券「FREXパル(通学用)」は対象外です。

〈名古屋エリア・関西エリアにおける鉄道駅バリアフリー料金の収受額〉

普通運賃(大人) 通勤定期運賃
1カ月 3カ月 6カ月
10円 300円 900円 1,800円
普通運賃(大人) 10円
通勤定期運賃 1カ月 300円
3カ月 900円
6カ月 1,800円

〈東京エリアにおける鉄道駅バリアフリー料金の収受額〉

普通運賃(大人) 通勤定期運賃 FREX(通勤用)を含む
1カ月 3カ月 6カ月
10円 280円 790円 1,420円
普通運賃(大人) 10円
通勤定期運賃
FREX(通勤用)
を含む
1カ月 280円
3カ月 790円
6カ月 1,420円
  • 小児の普通運賃については、鉄道駅バリアフリー料金を加算した大人の運賃の半額です。
  • 名古屋エリアの一部の区間において、鉄道駅バリアフリー料金の収受対象となるエリア内の駅と、その駅より外方の駅との運賃比較により、運賃の調整を行う場合があります。対象となる具体的な区間・金額(2024年4月1日購入分から)は以下のリンク先をご確認ください。
  • 名古屋エリア内の各駅における入場券は、おとな160円、こども80円となります。

バリアフリー整備・徴収計画

バリアフリー整備等実績