発行概要
グリーンボンド・フレームワーク(2022年1月)
当社は、国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則2021並びに環境省のグリーンボンドガイドライン(2020年版)に基づき、以下のグリーンボンド・フレームワークを策定しました。
外部評価(セカンドオピニオン)(2022年1月)
当社が策定したフレームワークについて、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、グリーンボンド原則2021等との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しました。
資金使途概要
本グリーンボンドにて調達した資金は、地球環境保全に資する新幹線車両更新としてN700Sへの更新投資に充当します。
N700Sは、これまで積み上げてきた技術開発の成果を取り入れ、安全性・安定性の向上、異常時対応力の強化、快適性・利便性の向上、様々な編成長を容易に構成できる「標準車両」等の特長を有しています。環境性能においても、SiC素子駆動システムの採用、車両の軽量化、走行抵抗の低減等により、電力消費量をN700Aタイプからさらに7%削減しています。
詳しくは下記のプレスリリースをご覧ください。
なお、投入計画について、下記の2019.1.25付プレスでは2020年度~2022年度で合計40編成投入するものとして記載していますが、その後、新型コロナウイルス感染症による厳しい経営環境を踏まえ設備投資を抑制し、2020年度~2023年度で合計40編成投入する計画に変更しました。
また、下記の2022.5.27付プレスの通り、2023年度~2026年度で合計19編成を追加投入する計画としています。
「次期新幹線車両「N700S」量産車の仕様および投入計画について」(2019年1月25日)801.3KB
「東海道新幹線 N700Sの追加投入について」(2022年5月27日)463.8KB
レポーティング(24年3月末時点)
資金充当レポーティング
(発行諸費用を除いた金額)
- ※1 充当額全額のうち既存の支出として充当された金額:19,902百万円
インパクト・レポーティング(※2)
(従来車両と比較した電力消費量の削減割合)
- ※2 当社のグリーンボンド(第85回債、第86回債、第87回債、第88回債)の資金使途とした「N700Sへの更新投資」プロジェクト全体のインパクト・レポーティングです。
- ※3 東海道新幹線1編成は16両で組成されています。