山梨リニア実験線における取組み
当社は、従来から、中央新幹線を実現する際には、その先進性や高速性から超電導リニアの採用が最もふさわしいと考え、技術開発に取り組むとともに、山梨リニア実験線を建設し、走行試験を行ってきました。
この結果、超電導リニア技術は、平成21(2009)年7月の国土交通省の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会において、既に営業運転に支障のないレベルに到達していることが確認され、平成23(2011)年12月には、国土交通大臣により超電導リニアに関する技術基準が制定されました。
現在は、営業線仕様のL0(エル・ゼロ)系により走行試験を行っており、実用技術として完成した超電導リニア技術のブラッシュアップと営業線の建設・運営・保守のコストダウンに取り組んでいます。平成27(2015)年4月には、長距離走行試験で1日の走行距離4,064km、高速域走行試験で最高速度603km/hを記録しました。
また、平成26(2014)年度からは、「超電導リニア体験乗車」を実施し、多くの方に速度500km/h走行を体験していただいています。
関連情報
- 超電導リニア603km/h、ギネス世界記録に認定65.6KB
- 「山梨リニア実験線 高速域走行試験」の結果について114.0KB
- 「山梨リニア実験線 長距離走行試験」の結果等について87.0KB
- 山梨リニア実験線 走行試験(本試験)再開について
- 山梨実験線 先行区間での走行試験の終了について(平成23年9月15日)80.8KB
- 超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会の「車上電源に関する実用技術評価」に対するコメント(平成23年9月13日)
- 超電導リニアの新型車両の概要について(平成22年10月26日)
- 超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会の総合技術評価に対するコメント(平成21年7月28日)
- 山梨リニア実験線 試験車両の改良について(平成21年3月27日)
超電導リニアの原理や「超電導リニア体験乗車」などの情報は、こちらをご覧ください
リニア中央新幹線